2021.04.12
おかめさんその②由来編
みなさまこんにちは!
本日もクラストハウズのブログに遊びに来てくださり
誠にありがとうございます、とってもうれしいです!
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昨年コロナ感染予防対策の一環として
教育機関の休校が宣言されました。
今年は昨年よりも感染者が多いですが
何とか新学期をむかえることができました。
こどもたちの元気な声と姿には
こちらも元気と癒しをもらえますよね!
コロナに負けないように
体調整えて頑張っていきましょう!
また感染予防対策
密を避けて
換気をして
マスク着用
飲食の前には必ず手指消毒を徹底しましょう!
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前回の投稿で
幣串へ筆をいれさせていただいたお話をしました。
本日は
「なぜ、おかめさんと呼ぶようになったのか」を
みなさまにもお伝えしたいと思います。
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今から約750年前
高次という腕がいい有名な棟梁と、その妻阿亀(おかめ)が住んでおりました。
高次は腕もよく、また強い信念をもっており、
妻のおかめはふっくらとした顔立ちで、心優しく夫を支えておりました。
またおかめは、夫の周りに集まる人々に隔たりなく接したので、
ますます高次の人望は高まっていきました。
ある時、名僧の千本釈迦堂の本堂を建立することとなり、
高次がその大工工事の棟梁に選ばれました。
工事は順調に進んでいたのですが、ある時、高次は大きな失敗をしてしまいました。
寄進された大切な4本の柱のうち1本を誤って短く切り落としてしまったのです。
上棟式を目前に控え、柱探しに奔走しますがよいものが見つからず、
高次は思い悩んでいました。
妻のおかめは状況を察し、解決を願って祈り始めました。
そしてある朝、御仏からお知恵を授かりました。
それは
「短くなった柱はどうにもできないから、いっそのこを全部の柱を短く切り揃え、
その柱の頂上にますぐみをつけて、その短所を補えばよいのではないか」
というものでした。
そのお知恵を夫、高次に提案し、高次はこのお知恵を受け入れ
見事、緩やかな屋根、どっしりとした安定感のある骨格をつくることができたのでした。
そして無事、上棟式は行われ境内は人であふれかえりましたが
そこにおかめの姿はなく、悲しみと喜びで涙の止まらない高次の姿がありました。
おかめは夫の成功のためなら自分の命は惜しまないと密かに誓っていたのでした。
そのためおかめは誓いの通り、自ら命を絶ってしまったのです。
名僧は、夫である高次の名誉に命を捧げ、貞淑で才智にたけたおかめの徳を讃えました。
それからというのも
建物の新築や改装の際に行われる上棟式では
工事の安全を祈り、祈願に「おかめ面」や「おかめ御幣」を飾るようになったそうです。
またおかめは「美人」「女徳」の象徴ということで災いを転じ
良縁、子宝、夫婦円満などの福をなすとして
功徳が大きいとされています。
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いかがでしたか?
昔から家をたてるにあたり様々な儀式が行われ
住む人を、その暮らしを守るために祈りが込められています。
クラストハウズで建てられるお客様のお家にも
もちろんたくさんの願いを込めて
そして私共クラストハウズのスタッフは
確かな経験と根拠をもって
様々な提案をさせていただきます。
「後悔しないための家づくり勉強会」では
避けては通れない資金の話を中心に
大工出身の確かな技術と知識をもった当社の熱血社長が
しっかりお伝えいたします。
次回は4月17日(土)に予定しております。
また個別相談会も開催しております。
4/18(日)4/24(土)4/25(日)の3日間
①10:00~11:30
②13:00~14:30
③15:30~17:00
上記の時間帯で開催しております。
●各時間帯限定一組様
●完全予約制となっております。
場所は当社、曽我工務店で行います。
コロナが猛威を振るっておりますが
しっかり感染予防対策をして
少人数でお客様をお迎えいたします。
お家たてたいけれど
何からはじめればいいかほんとにわからない
お金はどうやってどのくらい用意すればいいんだろう
どんな疑問でも丁寧にお答えいたします。
勉強会、相談会にはご予約が必要です。
あなた様からのご予約を心よりお待ちしておりますね!