具体的な資金計画とは?
世の中には、資金計画を十分に立てずに住宅ローンを組んでしまい、ライフスタイルの少しの変化で返済が難しくなり、
最終的には家を手放さざるを得なくなる方もいらっしゃいます。
ですから、家を建てる前にしっかりとした資金計画を立てることは、理想の住まいを実現するための大切なステップです。
小さい家=狭い家ではない
近年、注目されているコンパクトハウス。もちろん、資産が十分にあれば家づくりに多額のお金をかけることが出来ますが、人生には家以外にも大切なお金の使い道があります。だからこそ、家だけにすべてのお金をかけるのではなく、資金計画において家以外のことも含めてバランスよくお金を配分することが重要です。
さらに、お子様が巣立って夫婦二人だけの生活になったときのことを考えると、必要なスペースを必要な時に使うという柔軟な考え方を持つことも大切です。
お金の支払いは賢さが鍵
知っているかどうかで数百万円の差が出ることもある、金利や返済期間、住宅ローンにまつわる制度については、組み合わせて考える知識が必要です。賢くお金を支払っていくために、そのポイントについてお伝えします。
- 銀行/住宅金融支援機構
住宅ローン
- 貯蓄/親の資金援助など
現金
お金と暮らしのバランスポイント3つ
POINT1借りられるお金ではなく「払えるお金」
ここに至るまでに、お客様の理想の暮らしを現実に近づけるための話し合いが非常に重要です。
金額だけを見ると不安に感じることもありますが、理想の暮らしが明確に定まった状態で進めていきますので、
借り入れ額も実感として受け入れやすくなります。
POINT2暮らしは家だけがすべてじゃない。
手元資金の大切さ
「急な出費に対応するための資金は残しておきましょう」
ということはよく耳にする内容かもしれません。
クラストハウズでは、急な出費だけでなく、旅行などのレジャーも心豊かに暮らすために大切だと考えています。
昨今の物価高騰を踏まえ、手元に資金を残し、バランスの取れた返済プランを立てることをオススメしております。
POINT3潤いある暮らしで心の余裕
心豊かな暮らしには、お金の余裕も必要だと考えています。その余裕が心の余裕にも繋がるからです。
倹約意識は必要ですが、がんばった自分へのご褒美として、たまの外食やお取り寄せスイーツなどを愉しむことも大切です。家にお金をかけたからといって、こうした愉しみを諦めてしまっては、せっかくのステキな暮らしも息が詰まってしまいます。
現金をお持ちの場合でも計画的に
「繰り上げ返済をして、早く終わらせることで
住宅ローンから解放されたい」
「頭金をなるべく多く入れて、
ローン残高を減らしておきたい」
このような考え方もありますが、相続や貯金でお金をお持ちの方でも住宅ローンを利用する意味はあります。
住宅ローンは、お金を長期に借りて利息を払う代わりに、借りている期間中に、
もしもの事があった場合に受けられる生命保険代わりの恩恵があります。
住宅ローン減税も、住宅を購入する際にローンを組むことで、
お引渡しから最長13年間、所得税等が控除される制度になります。
また、相続には相続税、贈与には贈与税がかかります。
税金の節税についても知っておくと大切な資金援助のお金を守ることができます。
家づくりの費用は家と
土地だけではありません
家づくりでは建物価格と土地の価格だけを見て概算価格を計算しがちですが、家と土地以外にも外構費用や諸費用と言われるお金が必要になります。
諸費用に含まれるのは住宅ローンを組む際にかかる手数料、地鎮祭を行う際にかかるものなどさまざまです。
一般的には家づくり総額の6~10 %ほどのお金がかかります。
毎年変わる補助金のこと
所定の条件を満たせば、国の補助金を利用することができます。情報を知っているかどうかでお得に家づくりができるかにも関わってきます。
長期優良住宅だと、このような制度を最大限活用できる場合が多いです。
最新の補助金制度を活用できるか一度ご相談ください。
2024年の制度と補助金一覧
(2024年8月20日現在)
資金計画の流れ
資金セミナーで情報収集
家づくりに必要なお金について知りましょう。
クラストハウズでは、定期的に資金計画の勉強会を開催中です。
住宅ローン減税や活用できる制度など、家づくりに必要な知識をお伝えいたします。
資金ヒアリングシートで
情報を整理
クラストハウズはお客様のお話を丁寧に伺うので、
お客様にあったご提案ができると自負しております。
持ち帰ってご記入いただけるのでじっくり考える時間がありますから
ご安心ください。
資金シミュレーションから
生活設計まで
現実的なお金の感覚をつかむことは、とても大切な工程です。
返済計画を立てることで、生活設計のきっかけとなり、
家を建てた後の具体的な生活をイメージしやすくなります。
これにより、お客様の意識も高まります。
事前審査
お客様に返済能力があるかどうかを金融機関が5日程度で判断します。
審査が通るまで落ち着かないですが、借入可能額を把握して、
安心して家づくりできるよう備えましょう。